業績を伸ばすために~頭に汗をかく
こんにちは。小泉です。
さて、今回のテーマは「頭に汗をかく」という事で。
経験上、業績を上げるために一番インパクトのある方法はとにかく頭を使って「考える」事です。
ガムシャラに仕事をする事も良いですし、足を使って身体を動かして汗をかいて、というのも効果がある事は実証済みですが、それでどれくらいの業績が上がるかと言えばケースバイケースですし、いわゆるベテランの立場になった人間が新人と同じ様にガムシャラな仕事を継続出来るかどうかは非常に疑問です。(もちろん、一歩一歩の積み重ねを否定するものではありません。)
当たり前の事を当たり前以上にこなす、という事は非常に効果のあるアプローチですが、今回はもうひとつのアプローチです。
私個人の感覚として、不動産業界をはじめとしてほとんどの業界の人は新人としてその業界に入ってから引退するまで、一生一年生です。
ずっと惰性で仕事をしていて、同じ事の繰り返し、ルーティーンワーク。
筋トレで言えばずっと腕立て伏せばっかりやってる人達ばかりです。重さに変化をつけたり、回数に変化をつけたりするのはまだ良い方で、バーベルを使ってみようとか、違うジムに行ってみようとか思う人はごく少数です。
本を読まない、勉強しない、ずっと同じ仲間とつるんでいる、毎日同じ仕事をしている、そんな人ばかりです。
だからこそ余計に頭を使う人が出て来たら、多くの先輩達をごぼう抜き出来るはずです。
身体に汗をかいて仕事をして、評価されるのは新人の時だけなので、ある程度経験を積んだ後はどれだけ頭を使えるかが勝負です。
毎日冷や汗をかいて、緊張感の中に身を置けるかどうかだと思います。
私自身の実感としても、大きく業績を伸ばせた時や抜本的な改革が成功した時はそれまでにかなり冷や汗をかいて考える事が出来た時です。
そんな事を言ってると、ではどうすれば良いのか?とか聞かれそうですけど、それを考えるから他人と差が付くのであって、人に聞かないとなにも出来ない様では頭を使っているとは言えないでしょうね。
身体を使うよりも神経を使う方が人間しんどいものです。
レベルが上がれば上がるほど、楽しい事よりも憂鬱な事の方が多くなると思うのですが、それを乗り越える覚悟が無ければ自分で商売を始めても難しいかもしれません。
小泉
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