居抜き店舗の注意点~電動シャッター編
こんにちは。小泉です。
さて、今回は居抜き店舗の注意点シリーズです。電動シャッターについて。
居抜き店舗でもスケルトンの店舗でも、路面店舗だと大抵シャッターは付いてると思います。おそらく建物が建築された当時から元々付いているケースがほとんどでしょうけども、築年数が新しい建物の1階店舗だと最近は電動シャッターが設置されている事があります。
手動のシャッターに比べて、防犯効果も高そうですし、上げ下げの手間が不要なのでまぁ一般的には電動シャッターというのはプラス材料になるかと思うのですが、実はデメリットもありますので、予め把握しておいた方が良いでしょう。
電動シャッターここに気をつけて!
代表的なデメリットは、壊れた時の修理代が高額になる事でしょうか。手動のシャッターでも新しいシャッターに入れ替えるとなるとそこそこかかりますが、電動シャッターだとそれどころではありません。しかも、気を付けて使用しないと間違ってなにか物を置いてある所に閉めてしまったりすると結構簡単に壊れますので。
逆に言えばそれ以外のデメリットというのは電気代がかかる事位でしょうか。あまり思いつきません。
設備扱い?残置物扱い? 契約時に確認しておこう!
でも1点だけ、手動でも電動でも契約の時に確認しておきたい事があります。
それはシャッターがビル側(マンション側)の設備なのかどうか、です。要は修理やメンテナンスの際の費用はテナント側負担なのかビル側負担なのかという事です。
もしビル側の設備という扱いであれば、経年劣化や自然損耗が原因の不具合はビル側負担で修理してくれる場合が多いですし、ビル側の設備でなくて前テナントの残置物という扱いであればどんな理由でも修理はしてくれないというのが一般的でしょうか。
このあたりは結構曖昧なまま契約して、イザ問題が起こった時に揉めたりビックリしたりする事が多いので、契約書をチェックするタイミングで負担区分については確認しておく方がベターです。
不動産の営業マンでもこのあたりを気にしてくれる担当者はどちらかと言えば少数な気がします。まぁあまり細かい事を言ってもアレですし、壊れても直してくれない家主さんの方が多いですけど念のため、契約時に確認しておく事をオススメします。
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